本団体について
女子に対するさまざまな教育に関する支援活動を行うことにより,「質実剛健にして進取の気性をもて」を基本精神とする女子教育の思想文化の,大正・昭和・平成と続いてきた命脈をこれからも永遠たるものにならしめんとすることを目的とし,2008年3月に設立されました。英語表記は「P・U・R・E(do
a Project on Upholding the Right of girls to Education)」
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名前 |
役職 |
創始者 |
好村 隆広 |
代表 |
理事長 |
好村 佐知子 |
副代表 兼 会計 |
会員数5名
情報公開
①規約
②令和6年 事業計画(準備中)
③令和6年 予算書・予算明細(準備中)
沿革
設立まで
■2006年
10月31日
創始者が,恩師の甲南大学 学長補佐 服部 雄一先生(知能情報学部 教授/当時)との間で連携を進めていけないかという話が持ち上がり,勤務先である学校法人
神戸野田学園の池田 鈴美理事長(当時)と甲南大学継続コース新設プロジェクトを開始
■2008年
1月15日
09年度より甲南大学の新学長就任が内定している高阪 薫教授(当時)から甲南大学継続コース新設プロジェクトの打ち切りを告げられる
1 設立~活動休止
■2008年
3月16日
甲南大学継続コース新設プロジェクトのスピリッツと,神戸野田高等学校のさらなる女子教育推進の支援を目的とし,当時創始者が校内で副委員長を務めていた特進充実委員会の方針に軸足を置いた有志活動団体として,神戸女子文化教育学会が発足(メンバー6名)。サポートを始める
■2009年
6月4日
学校法人 神戸野田学園が神戸野田高等学校 大学特進コースの男女共学化を決定。活動の意義を失った神戸女子文化教育学会は活動を休止(団体は存続。個人的活動は継続)
2 充電期間
11年2か月の活動休止となるが,その間に創始者が神戸野田高等学校でパイオニアワークを数々取り組み,後の「神戸 産・官・学 合同連携プロジェクト」や「ながたとこども・ながたのこども~教育と子育てのまちづくりを考える~」の提案へつなげていくこととなる
■2010年
5月25日
神戸野田高等学校に共学化諮問委員会が発足。男子生徒受け入れならびに大学特進コースの改革を検討。その後,2011年度より大学特進コース男女共学化(2016年度からは全コースで男女共学化)
■2015年
8月24-28日
夏季特別編成授業において,総合的な学習の時間の新機軸として,「英国 修学旅行」を題材に,全16時間の講座型事前学習を実施。今後の総合学習のあり方を検討するにあたって一石を投じる
英国修学旅行に向け講座型の事前学習を実施
■2016年
8月24-30日
夏季特別編成授業において,特進3コース学年全体を10〜15名程度のグループに分け,現在の課題研究につながる「夏季総合学習講座」を開設し,実証実験を実施
9月30日-10月2日
創始者が,地域と学びの掛け合わせをテーマに「神戸 産・官・学 合同連携プロジェクト」を着想しアイデアを書き起こす
■2017年
10月4-11日
「シアトル・バンクーバー 修学旅行」の際に創始者が訪れた世界的に有名なスターバックスコーヒーの1号店やカナダを拠点に北米にチェーン展開するTim
Hortonsに縁し,北米のカフェ文化についての造詣を深めるとともに両社の企業理念を学び,神戸 産・官・学 合同連携プロジェクトへその思想を混ぜ込むことができないかの展開を模索し始めるきっかけとなる
スターバックス1号店
ロゴマーク
Tim Hortons
ロゴマーク
■2018年
10月1-6日
「ニューヨーク・ナイアガラ 修学旅行」の際に創始者が訪れた国連本部にて,当時,世界的に展開が開始され始めたSDGsについて研修。帰国後,神戸野田高等学校の学びの中に取り入れることができないか,検討を開始。その後,「神戸野田教育論」で議論されてきたこだわりの学びとSDGsを掛け合わせ,2年次で学年を横断し小グループに分け,「Noda探究−課題研究−」を行うことを正式に決定
ニューヨークのマンハッタン東部にある国連本部ビル
■2019年度
Noda探究 第1期において,活動休止中にプランニングをはじめていた神戸女子文化教育学会の活動再開に向けての新機軸を,生徒の研究テーマ「ながたとこども・ながたのこども~教育と子育てのまちづくりを考える~」として設定
3 活動再開
■2020年
8月4日
神戸女子文化教育学会の活動を再開。代表に創始者 好村 隆広 就任(メンバー5名)
「教育を通したまちづくり」を活動の柱とする専門部会「KOBE Brothers and Sisters」を設置。アンカー神戸先行実証プロジェクト(神戸新聞社主催・神戸市後援)にエントリーする
プロジェクトのWebサイト
Noda探究 第1期では,「ながたとこども・ながたのこども~教育と子育てのまちづくりを考える~」のゼミの研究成果をまとめ,神戸市知的交流拠点(アンカー神戸)先行実証プロジェクトのピッチに出品した。数十をかぞえる多くの団体がエントリーする中,プロジェクトメンバーに選出され,その後の約1年にわたる活動に参加することができた。プロジェクトでは,第1期の生徒が課題研究で進めてきた,教育や子育て・まちづくりの観点での諸提案を議論の俎上にあげ,あらゆる角度から意見交換を行った。その後,現代社会におけるさまざまな問題について話題が広がりを見せ,多くの社会課題の解決に向けて,まずは人間のこころのあり様をテーマに焦点があてられることとなった。神戸野田高等学校も「育心」を教育理念のひとつに掲げ,こころの教育に軸足をおいているだけに,プロジェクトの進行にはより力が入っていった。結果的に,2021年1月17日の阪神・淡路大震災26年にあたるイベントでは,音楽と絵画のクロスオーバーワークショップ
HeART Embrasse(ハートアンブラッセ)の実証実験を528株式会社と協同でオンラインで展開。神戸野田高等学校の生徒や教職員も参加した。当日は,こころの癒しの観点をはじめ,芸術に親しみながら,最後はアート思考まで幅広く治験を行うことができた。また,同年6月19日には,アートによるこころの教育プログラムを神戸野田高等学校
特進S・GEコース生を対象に「育心の時間」の中で実施した。このイベントは神戸新聞に取り上げられることとなり,世間の注目・関心を集めることができたとともに,STEAM教育としてのケーススタディともなった
現在
■2021年
11月18日
「アートを通じた心の教育」を活動の柱とする専門部会「428KOBE」を設置。アートワークショップ HeART Embrasseを展開
■2022年
4月1日
HeART Embrasseが,独立行政法人国立青少年教育振興機構 子どもゆめ基金助成活動に採択される
子どもゆめ基金助成活動(2023年2月5日・3月5日に開催)の様子は
こちら
5月3日
神戸野田高等学校内に有志生徒団体として「ながた部(プラスN)」が発足。神戸女子教育文化学会が活動を全面的に支援する「PUREサポート」を開始
7月18日
事業テーマ「女子教育のさらなる発展」に特化し活動を展開する専門部会「ひかるげんじ」を設置
11月18日
事業テーマの具現化にむけ,ながた部・プラスNの活動への全面的な活動支援「PUREサポート」を行うため,これまであった3つの専門部会を発展的に統合し,「ひかるげんじ」1本にリブランディングする
■2023年
1月6日
専門部会「ひかるげんじ」の事業計画として
・
PURE-ひかるげんじ 2030ビジョン
・
KOBE×たじま・いなば〔麒麟のまち〕 フィールドパビリオン プラン
を発表
3月2-3日
第1回 たじま・いなば〔麒麟のまち〕 フィールドワークを湯村温泉にて実施
4月2日・5月3日・6月4日・7月2日・8月11日・9月3日・10月8日
アートワークショップ HeART Embrasseを開催(絵本とお歌の会・こころね 共催)
4月21日ー2024年3月17日
創始者が「京都大学大学院教育学研究科 私学経営アカデミー」に参加。学校経営ディレクターの資格を取得
4月23日・6月18日・8月6日・10月7・16日
創始者が「鳥取県立美術館 対話型絵画鑑賞ファシリテーター養成講座」に参加。2025年3月の美術館開館より同職に着任(予定)
鳥取県立美術館 ※予想図
美術館公式Webサイトは
こちら
6月11日
「美術による学び研究会15周年 2023東京大会」にて研修を実施
美術による学び研究会については
こちら
8月7・8日
創始者が国立美術館主催「美術館を活用した鑑賞教育の充実のための指導者研修」に参加。修了証が授与
会場となった国立国際美術館
10月7-8日
第2回 たじま・いなば〔麒麟のまち〕 フィールドワークを湯村温泉にて実施
10月15日
創始者が一般社団法人「芸術の森」の発起人に就任